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egatti(エガッティ)は今日も元気に生きています。

【生き方】おもいやりサイクル

こんにちは!egattiです。

 「感謝」とか「優しさ」とか「思いやり」って、ずばり「想像力」だと思うんですよねぇ。

 

感謝へつながる想像力。名付けて「感謝妄想」

例えば

「帰りに牛乳買ってきて」と頼んで、

買ってきてくれた時。

「はい、牛乳。買ってきたよ」

目の前に差し出される牛乳を見て

「ありがとう」と言う。

 

その背景には

牛乳を買うために遠回りして

他の買い物客を避けながら

牛乳売り場を探して

数ある牛乳から

価格と賞味期限を見比べながら選別して

レジの列に並んで

カバンを抱えて財布からお金出して

疲れた体に響く牛乳の重みを感じながら

ようやく家にたどり着き

 

「はい、牛乳。買ってきたよ」

 

目の前に差し出される牛乳の

その背景を想像してから

「ありがとう」

と言ってみる。

 

きっとその言葉だけでは足りないと感じませんかね。「疲れてるところに頼んじゃってごめんね、本当にありがとう」そんな気持ちでこぼれる「ありがとう」と冒頭の「ありがとう」をサーモグラフィで比較してほしい。ホラ、ね。一目瞭然。

 

優しい人、おもいやりのある人が「大変だったね」って、サッと言えるのは、そういう背景が当たり前のように瞬時に想像できるからじゃないかなぁと、思うんです。 

 

敵は承認欲求

その思考の邪魔をするのは、

「わたしだってこんなに頑張っているのに」

「わたしはもっと頑張っているのに」

という気持ち。

自分のやっていることは見てもらえてない。

褒めてもらえない。

感謝なんてされたことない。

なのに、たった牛乳を買ってきたくらいでドヤ顔されるなんて、許せない!

 

そう思ってしまったら、

すべてストップしちゃいますねぇ。

おもいやりサイクルがストップ。

 

でも、よくよく考えると。お互い様・・・のような気がしますね。相手がどこでどんなことをどんなふうに頑張っているか、なんとなく知ってるつもりになっていると、じっくり想像なんてしない。しかも、少しでも不満があれば悪い想像しか浮かばない。「認められたい」という欲求のことを「承認欲求」と言いますが、「承認欲求」が邪魔をして、相手の良いところを見ないようにしてしまう。

 

感謝されたい、の前に、感謝してる?ってことですね。

egattiは、母に教わりました。

何にでも感謝すれば、怒りが生まれない。

争いごとがなくなる、と。

 

不要な承認欲求は捨てよう

承認欲求を否定するわけではないです。

欲求だから、持っていて当たり前。

だけど、邪魔になるくらいなら、捨ててもいい部分があるはず。

うまくコントロールするために。

 

まずは、自分のことは自分で褒める。

大丈夫、見てくれている人はちゃんといるから。

自分を認めて、良いところも弱いところもそのまま受け入れて、自分を愛する。

 

つぎに、素直に感謝したい相手のことを想像する。

自分には到底できない、大変なことに挑戦しているかもしれない。

何か悩み事があるかもしれない。

部下に頼りにされているかもしれない。

上司に期待されているかもしれない。

巨大なプレッシャーに立ち向かっているかもしれない。

何か、してあげられることはないかな?って思えてくるはず。

 

悪い想像が浮かぶときは、いったん止める。

しばらく経って落ち着いてから、自分をほめるところからやり直し。

良いイメージになるまで、感謝妄想を繰り返す。

 

 

感謝妄想がうまくいけば、

自然と笑顔になります。

イライラしなくなります。

そうすると、

アラ、不思議。

相手もだんだん穏やかになります。

あわよくば、

感謝の言葉も聞けるかも。

そうしたら、儲けもんですね。

自分からも相手からも褒めてもらえる。

自分を好きになれる。

 

これで、めでたく

おもいやりサイクルが回り出しますね。

他人がどうかは関係ない。

今から

ココから

自分から

回しはじめてみよう。

 

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理想論でしょうか。悩んでいる人は、きっとこんな簡単な話ではないとおっしゃるでしょう。でも諦めないでほしいですね。良い関係を築けている仲良しさんたちは、まるで最初から何も問題がなかったかのように見えますが、深く聞いてみると実はいろいろあったりします。本当に解決したいと思い続けて、いろいろ試してみないことには。始まらないでしょうよ。 理想論でもいいじゃない。止まない雨はないじゃない。

 

ちなみに、egattiは「牛乳買ってきて」パターンは無いな。近くのコンビニに走っていくだけだから。便利な環境だわ。ありがたや。

では、また。