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【伝え方】池上彰さんみたいに話したい

みなさんは、池上彰さんが解説をするテレビ番組を見たことがありますか?

すごく、すごくわかりやすいですよね!

 

政治や経済、世界情勢までが、まるで友だちの恋バナくらいに理解できます。

 

egatti 先生、落ち着いてください。



 

最近、私が所属する会社で月1回1~2時間の勉強会を開催していて、今は私が講師で「SQL」を教えています。話し方が上手ではないので、申し訳ない気持ちになります。みんなの大事な時間を使っているので、無駄にはできない。

もちろんもっと練習が必要ですが、池上さんみたいに話すポイントがあれば、ぜひ参考にしたいですよね。

 

こんな記事を拝見しました。

 

president.jp

 

池上さんが使う話し方を教えてもらえるなんて、なんとありがたい記事でしょうか。
さぁ、池上さんを目指して、レッツ トライ!


まずは"PREP"を極めよう

PREPとは、

  • P=Point(結論)
  • R=Reason(理由)
  • E=Example(事例)
  • P=Point(結論を再度提示)

のことだそうです。

「結論から話す」というのは、ビジネスの世界ではもはや鉄則ですね。まだ意識していない方は、ぜひとも実践しましょう。できていない場合、「で?」とか、「結局、何が問題なんだっけ?」などという言葉が返ってきてしまいます。
記事によると、結論とはまずgoodかbadを言うと良いそうです。報告や提案なんかに使えそうですね。


それでは、池上さんへの道となるポイントを記事から抜粋してまとめます。

池上さんへの道①
「“疑問形”をうまく使う」

「トランプさんが米大統領に当選しましたよね。これは世界にどう影響するのか? 皆さんはどう思いますか」
池上さんは、冒頭でこのように問いかけてらっしゃいますね。疑問形で問いかけることにより、聞き手は一度自分で考えます。聞き手の準備を整える、というわけです。

 

池上さんへの道②
「“接続詞”をうまく使う」

  • 理由解説型:その前の疑問形に答える「なぜならば」
  • まとめる型:そこまでのことをまとめる「要するに」「つまり」
  • 場面転換型:場面を転換する「では」

 

接続詞は比較的、「ゆっくり」「強く」「明るめに」発言されている感じがします。「理由を話すんだな」や「まとめだ、よく聞かないと」という風に、これも聞き手が準備するのに有効です。


さらに、池上さんがよく使う言葉。それは、

 

「さあ」

 

です。

「さあ、そこでトランプさんは困りました」
「さあ、慌てたのは欧米諸国です」

確かにおっしゃってますよねー!わくわくするタイミングですね。次の話が聞きたくてしょうがなくなる。

 

池上さんへの道③
「文末に“ね”」

「そうですよね」の「ね」。「共感を得たいところや共通認識があるところに「ね」をつける」。なるほど。これは日常でも使いますね。あ、ホラ「ね」。
「ただし反対意見が出そうなところや相手の知らないことにはつけないこと。」だそうです。押し付けになっては聞き手の気持ちは離れていく一方です。

 

 

いかがでしたか?できそうな気がしてきましたか?詳しくは記事を読んでくださいね。

さっそく今日から池上彰さんのような説明上手を目指して、がんばろう!

 

↓↓↓↓↓

以降は、自分なりに考えてみた例文を記載します。良かったら読んでみてください。

ツッコミ、よろしくおねがいします。

 

実践してみよう

たとえば、排他制御を教えてみます。

排他制御とは、処理が実行中のときに、その処理の対象データを他の処理がアクセスできないように抑止することです。」

 

を、池上さん風にすると?

 

「今日は、データベースのデータを正しく保つための仕組み “排他制御” について、お話をしていきます。」(目標・目的)

「AさんとBさんは、とある商品の営業マンです。ある日の商品の在庫が100個だったとします。在庫はきちんとデータベースで管理されています。」

「ある日、Aさんがその商品を5個売ったので、その日の夕方に在庫数を更新しました。一方、Bさんも同じ日に同じ商品を3個売ったので、同じように夕方、たまたまちょうど同じくらいの時刻に在庫数を更新しました。」

「在庫数はいくつかわかりますか?そう、92個です。小学生でもわかりますね。それなのに翌日、在庫データを見てみると…おかしいですね。97個になっています。」

「なぜ在庫数が間違った数値になってしまったのでしょうか。みなさん、わかりますか?」(疑問形)

なぜならば、複数の人が同時に同じデータに対して更新すると、お互いに更新中ということを知らず、最新のデータを扱うことができないからなんですね。」

では、詳しく見ていきましょう。」
「Aさんは100個の在庫から5個を売ったので在庫は95個だと思っています。BさんはAさんが5個売ったことをまだ知らないので、100個の在庫から3個を売って残り97個だと思っています。」

「在庫数が97個になっているということは?そうですね。Bさんの方が少しだけ後で更新をしたために、Aさんが更新した内容はなかったことになってしまいました。」

要するに、同じ100個というデータから引き算をしてしまったので、結果的に後で更新をしたBさんの97個という結果だけが残った、ということですね。」

「困りましたね。どうすれば、この問題を解決できるでしょうか。」

 

さあ、排他処理の仕組みを見ていきましょう」

 

どうでしょう?!

わかりやすそうではないですかね??

ちょっと強引??

 

今回の例は、あくまで話し方のポイントです。

なので内容は簡単なもので、トランザクションの話なども触れていません。どうぞご了承ください。

 

書いてみて思いました。話し言葉を文字にすると、とても見づらいですね。長いし。

 

実際に説明するときは、

  • イメージしやすいように絵や図を使う
  • 実演、演習をする
  • 相手の反応を見ながら端折ったり補足する
  • 強弱をつける

など、いろいろな工夫ができるはず。

また、別の機会に紹介したいと思います。

 

今回は、話し方のポイントとして、池上彰さんから学びました。

ご意見、ご感想をお待ちしております。

 

では、また。