【IT/車】未来の車を守る
こんにちは、egatti です。
いや、negatti ネガッティです。少しネガティブな時、negatti ネガッティになります。つまり、いつもは egattiveエガティブです。でも positti ポジッティにはなりません。
↑ 軽快に読み飛ばしてもらって構いません。
こんな記事が届きました。
今、「車」という乗り物が、新しい時代を迎えておりますねぇ。女性が得意げにハンドルフリーで駐車をしているCMが放送されていたり、無人バスの検証運転が始まったニュースなども見かけます。さらに政府は、2020年の 自動運転実用化 を宣言しています。
「自動運転に関する主な政府方針等」(PDF)
http://www.mlit.go.jp/common/001188202.pdf
えっ、もうすぐやん!
完全な自動運転を実現するためには、運転操作を判断する材料となる、たくさんの情報が必要になります。例えば
「おっと。左前方にちゃりんこ発見。追い越したいけん、少し右に避けよう。でも、対向車が少し先に見えるな、スピードが速そうやけん、追い越すのをやめてひとまず速度を落とそう。今日は雨だし、早めに、そして十分に速度を落とさないと。」
といった判断を、システムが行わなければなりません。
どうやって、情報集めようか?うーん、センサーや動画解析、いろいろと必要なんでしょうが、ここで登場させたいキーワードは、「コネクテッドカー」いわゆる「つながるくるま」です。
近年、巷で飛び交う「IoT」の仲間ですね。「IoT」とは、「モノのインターネット」と言われるとおり、(メソメソしとるんとちゃうで(ToT)/ )モノが直接インターネットにつながって、互いに通信しあいましょう、というやつ。家電とかを思い浮かべると早いかな?エアコンを外出先から操作できる、とかもその一つですかね。
車もインターネットにつなげて、ネットショッピング♪
ではありませんよ。インターネットにつながった車と車、車とサービスが、相互に大量の情報を交換して、状況を判断して、システムによる運転操作を実現しようっちゅうことですわ。
「コネクテッドカー」は、自動運転だけではなく、すでにいろいろなサービスが開発されつつあります。
例えば、事故が発生した時に、緊急通報が位置情報とともに入るようになっていたり。運転操作のデータを収集して、安全に運転すればするほど、自動車保険料が安くなったり。
自動運転やコネクテッドカーについての話題は、また別の機会にゆっくりお話ししたいものですねぇ。
今回の話題は、冒頭の記事、「車のセキュリティ」についてです。「つながる」ということは、便利な反面、非常に危険なことです。
何が危険か。
まずは、情報を交換しちゃうわけなので、個人情報の漏えいが怖いですね。契約情報と位置情報などもそうですし、最近はスマホをナビにBluetoothで接続して、音楽をかけたり電話を受けたりする方も多いでしょうから、思わぬところから、たくさんの情報がダダ漏れ・・・なんてことも。
もうひとつ怖い事があります。物理的な車の乗っ取りです。モノは「車」ですからね。ちょっと間違えば大変な凶器です。もし、自動運転車を乗っ取られて、ブレーキを効かないように制御されてしまったら・・・!!!
こわーい!!(絵心・・・!)
こちらに、IoTのセキュリティについての記事がありますので、参考に。コネクテッドカーについての記事リンクもあります。
で!
で、ですよ。
冒頭の記事は、そいういったリスクを回避するための開発を、各社がちゃんと進めていますよというお話です。エンジニアとしては、セキュリティに関して常に敏感であるべきだと思っています。世界中にはどんな小さな穴でも見つける人間がいます。そして、それらは、驚くほど簡単に広まります。サービス利用する一般人としては、「つながる」ということは、リスクがあるんだよ、ということをちゃんと知るべき。リスクを十分に意識した上で、便利な「モノ」を大いに活用していきましょう。
最後、かけ足だったなー。
では、また。
さ、勉強せな!試験まであと29日!
追伸
コネクテッドカーとは違うけど、最近スマートキーの車を狙った盗難が発生しているらしいね。気になる方はググってみて。